サロンブログ

減塩はもう古い⁈ 正しい塩との付き合い方

by in すあしの食卓革命 2022年10月14日

食べる物で気を使われていることはありますか?

「塩分を控えめにしている」方は多いのではないかと思います。

 

「塩」って、どうしてこんなにも悪者になったのでしょうか・・・。

1.身体の中の塩分の役割

そもそも私達の身体の中にも塩分が含まれています。

体内の塩分は、塩化物イオンとナトリウムイオンがあります。それぞれ-と+の電子によって存在します。

塩化物イオンは胃酸の材料となり、食べ物を消化したり、殺菌する役割があります。

もう一つのナトリウムイオンは、細胞の機能を維持する役目や、神経細胞に働きかけ、刺激を脳に伝達したり、脳から筋肉に指令を出すのを助ける大事な役割があります。

 

2.減塩よりも、まず〇〇を選ぶ!

血圧が高い方は、まず「減塩」よりも普段つかっている塩を変えることをお勧めします。

その後に減塩を試みてみましょう。

 

塩の種類は大きく分けて、2種類「自然塩(天然塩)」と「精製塩」 

 

この2つはどちらも海水からの塩が多いのですが、作り方が違ってきます。

 

まず「自然塩」の作り方ですが、天日干し(塩田)の物が理想です。塩釜で煮たものもあります。

時間をかけて作るので当然値段も高価です。

パッケージの裏にマグネシウム、カリウム、カルシウム等の栄養素が入っている物です。

 

一方「精製塩」は、同じように海水を使用しています。

作り方は、海水から電気分解でナトリウムイオンを取り出して(同時に他のミネラル、マグネシウム、カリウム、カルシウムも除かれてしまいます。)

濃度の濃い塩水を作ります。

煮詰めて、塩の結晶を作ります。

自然塩よりも短期間で出来る為、コストが安く済むのです。

私達が普通に手にしている安価な食卓塩は殆ど「精製塩」です。

残念なことに「精製塩」には、栄養素は塩化ナトリウムが殆どとなってしまいます。

 

ミネラル豊富な「自然塩」を沢山摂れ、とは言いませんがやはり美味しさは各段に「自然塩」の方が美味しいです。

高価なので、自然に控えめになってしまいますね。

 

3.寝ている間に足がつるのは、〇〇のサイン?

時々「減塩しすぎも身体に良くない」と言う話も聞いたことはありませんか?

普段の食事で塩を控えている方で、寝ている間に「足をよくつる」方がおられます。

もしかしたら、「マグネシウム」不足かもしれません。

 

 先ほど、自然塩に含まれる栄養素のお話をしました。

 

その中でもやはり意識して摂りたい栄養素は「マグネシウム」です。

 

この「マグネシウム」は私達の身体の中で、筋肉を弛緩(緩める)働きがあります。

 

足がつっている状態は筋肉を収縮させてしまっているので、身体は「マグネシウム不足」のサインを送っているのかもしれません。

血圧が高い方は、「精製塩」の摂りすぎには要注意です。

身体の中ではナトリウム過多となり、血管内のナトリウム濃度を薄めようと身体の水分が血液に流れ込み、血管が膨脹してむくみが発生、更に血管内圧が上昇し血圧が上がってしまう原因となる可能性があります。

 まずは、食卓塩から自然塩に変える事から始めてみませんか?

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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