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新型栄養失調 ビタミンB1編

by in すあしの食卓革命 2022年10月13日

「カロリー過多で栄養不足」

現代の食事はこんな風に言われています。

飽食の時代と言われている日本で、餓死する人は殆どいないですが、栄養不足で病気になる方、亡くなる方が非常に多いと言われています。

忙しい現代人は、食事が外食やコンビニ、惣菜、レトルト食品に頼りがちです。

どうしても、パンやパスタ、丼ものなど簡単に摂れる食事は炭水化物過多。

小麦、乳製品、砂糖、人口甘味料、保存料などの添加物を多く摂取することになります。

こんな食事を毎食食べていると、タンパク質不足、ビタミンやミネラルが十分摂取できません。

今回は現代人でも不足しがちな栄養素「ビタミンB1」についてお伝えします。

最初にちょこっと、「ビタミンB1不足」の歴史から

江戸時代の栄養不足「江戸煩い(わずらい)」

江戸時代の頃に市民の間で白米を食べる習慣が流行り、
地方武士が江戸に勤番する際に、どうも江戸にいる間足の痺れやむくみ、疲労感などの不調が出ることが続出、最悪死に至ることも。
江戸勤番が終わり故郷に戻ると治るということから「江戸煩い」と言われていました。
これは今まで玄米や雑穀を主食としていたのが、米ぬかのビタミンB1が摂取できず「脚気(かっけ)」という病が原因と言われています。

脚気とは、末梢神経障害、最悪心不全で死にも至る病気です。

ビタミンB1 は脚気の予防因子です。

戦死者よりビタミンB1不足での死者の方が多かった日清戦争

明治時代の日清戦争での戦死者が1270人に対して、脚気での死亡者が3811人
陸軍が白米にこだわり兵士に白米を食べさせたのが原因と言われています。
当時は脚気はウィルスによる病気として恐れられていたそうです。
白米ではなく、麦飯でこの病気は防ぐことが出来たと言われています。

現代病と言われる「慢性疲労」実はビタミンB1不足?

現代では、通常の食事をしていれば、脚気にはならないと言われています。

しかし、おにぎりだけ、パンだけ、スナック菓子などのジャンクフード。
こんな食事を摂っている方は要注意です。

脚気にはならなくても、ビタミンB1は他にも私達の身体にとって大事な栄養素としての役割があるのです。

糖質をエネルギーに変えるのに、ビタミンB1は非常に必要な栄養素です。

糖質過多の食事で、ビタミンB1を非常に多く消費してビタミンB1欠乏になる方もいらっしゃいます。

疲れが取れない、疲れやすいなど、慢性疲労がある方はもしかして、ビタミンB1欠乏のエネルギー不足が原因かもしれません。

ビタミンB1はお肉やお魚などに多く含まれる栄養素です。

主菜や副菜等バランスのよい食事が大切です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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