医者も知らないホルモンバランス 男性ホルモン編
さて、本日は「男性ホルモン編」です。
１．男性にも更年期障害があるのをご存知ですか？
更年期障害というと、女性特有のものではないんです。
最近では、働き盛りの男性40代から更年期障害の症状が現れる方も多いと聞きます。
主な症状としては、
・疲れやすい
・ED(勃起障害）
・うつ症状
・のぼせ、ほてり
・睡眠障害
等々
実は男性の更年期障害の症状は、男性ホルモンの「テストステロン」の分泌量の低下が原因と言われているんです。
男性の場合、テストステロンは主に精巣で作られていますが、男性的な骨格や筋肉量の見た目にも影響し、テストステロンが高い人は縄張り意識や仲間意識が強い傾向があると言われています。
もちろん、女性にもテストステロンが存在します。（男性の分泌量の5~10%位）
テストステロンは決断力やリーダーシップをとったり、チャレンジをしたりするのに必要なエネルギーとなります。
２．あなたの「男性力」をチェック！
これは、是非女性もチェックしてくださいね！
まず、ご自身の右手のひらを指を閉じたまま開き、人差し指と薬指の長さを比べます。
人差し指より、薬指の方が長かった場合は、テストステロンが多いタイプ＝男性力が強いタイプと言われています。
さあ、あなたはどちらのタイプでしたか？
「テストステロン」は男性にとって、とても大事なホルモンですが、加齢と共に分泌量は減りますが、色んな環境要因によっては40代から落ちる方も多いと言われています。
では、テストステロンの減少の原因はなんでしょう。
１．寝不足・・・性ホルモンは、夜寝ている間に作られます。寝不足はテストステロン不足を招きます。
２.栄養不足・・・亜鉛はテストステロンの維持に必要な栄養素です。
３.運動不足・・・運動不足はテストステロン減少を招きます。逆に筋肉トレーニングはテストステロン分泌を促進すると言われています。
４.アルコール・・・アルコールは、睾丸で作られるテストステロンの産生を抑制してしまいます。
５．ストレス過多・・・男性は意外にナイーブです。女性は夫やパートナーをほめてあげましょう。きっとテストステロンが上昇するはずです。
６．血流障害・・・陰茎は細い血管の塊でできているので、EDは将来的に動脈硬化や脳梗塞等の血流障害になるサインと言われています。
７．服用している薬の副作用・・・コレステロールを下げる薬（スタチン）はテストステロンを低下させてしまいます。
一般的に、テストステロンが下がると、血圧があがる、メタボになる、骨密度が下がる等の症状に繋がる可能性があります。
昨日の「女性ホルモン編」で「プロゲステロン」のお話をしました。
プロゲステロンは、テストステロンの元となるホルモンです。
なのでプロゲステロンは男性にとってもとても大切なホルモンとなるのです。
3．健やかなホルモンバランスの為に
私たちの身体には「ホメオスタシス（生体恒常性）」という自分自身の力で身体を元に戻す力がちゃんと備わっています。
その為には、身体の中の環境を最適化する必要があります。
では、一旦崩れたホルモンバランスを回復するためには、どのような生活習慣、食生活を心がければよいのでしょうか。
食事に関しての詳しいガイドラインは、「医者も知らないホルモン・バランス」にも記載されていますが、ここではあえてお伝えしません。
ある人にとっては、病を治す食事でも、またある人にとっては毒にもなるからです。
どんな食事がご自身にとって最適なのか、やはりこの言葉につきます。
「自分の身体の声を聴いていれば、何が自分にとって良いものなのかを身体が教えてくれる」
少し混乱されるかもしれませんが、私達はすでに「知っているのです」
「何を止めるべきか」「何を食べるべきか」
私は、栄養に関するセミナーを通して受講する方のカウンセリングも行っていますが、
特に私が何かアドバイスをしなくても、皆さんすでに分かっていらっしゃるんです。
自分自身の食生活、生活習慣の何が問題かを。
それは、ご自身が一番止められない食べ物、アルコール、生活習慣です。
少し、「ドキッ」としませんか？
そう思われたら、2週間だけでも止めてみてご自身のお身体の変化を観察してみてください。
何か、大きな気づきがあるかもしれませんよ。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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