爪のトラブル ~巻爪編~
~こんにちは!歩き続けられる幸せ💛をお手伝いするSuashi です~
サロンにいらっしゃるお客様の爪に関するトラブルの第一位は「巻爪」です。
Suashi のお客様は30~40代以上の女性の会社員の方が多いので、皆さん大体パンプスを履いていらっしゃいます。痛みがある方もいれば、ない方もいます。
さて、巻爪はどうしてなるのでしょう?
写真は靴の圧迫が原因の巻爪、歩行の際に横から(赤い矢印)の圧迫が加わるため爪が内側に巻いてきてしまう。

巻爪の原因は様々です。
皆さんの巻爪の原因はどれが当てはまりますか?
☆サイズの合っていない靴(幅が小さすぎて足先を圧迫、大きすぎても歩行の際につま先が靴の中で動いて当たる等)
☆つま先を圧迫する靴(パンプス、ハイヒール、ハイヒールは特に足の前足部に荷重がかかりやすい)
☆深爪の習慣 (爪の食い込んだ部分を短くカットしてしまうと、爪が伸びる際に食い込みがますます悪化してしまいます。
☆寝たきりや長時間歩行が困難 (適切に爪に荷重がかからなくなると、爪は巻爪になる場合があります。

適切に荷重をかけるとは、
写真のように親指を地面に接地した際に、地面に対して、体重が垂直に乗っているということ。
巻爪が痛くて、歩行の際に地面に接地できない、いわゆる「浮指 うきゆび」の方も巻爪が多いです。
歩行の際、親指を地面に接地してつま先で地面をけるようなイメージで歩行してみましょう。
(歩行の仕方は、外反母趾予防のブログもご参照ください。)
下の写真(左)は巻爪がのの字を書くくらい悪化したものです。
巻爪が痛みがある場合は、B/S スパンゲという巻爪補正具の装着をお勧めしております。
写真は何度かスパンゲを張替、数年後には写真(右)の形にまで改善された方の写真です。
(右写真、B/Sスパンゲ装着)
Suashiでは巻爪ケアは、まず爪の溝のお掃除から。巻いている方の爪の薄さも適切に整え、必要であればニッパーでサイドの爪をカットし、できるだけ爪を前方に真っすぐ伸びるように形を整えます。
軽度の巻爪の方はネイルカットだけで、靴による圧迫を軽減される方も多いようです。
