サロンブログ

「菊地の靴・注文靴」研修会参加してきました!

by in フットケア 2019年5月15日

 


~こんにちは!歩き続けられる幸せ💛をお手伝いするSuashi です~

5月12日にオーダーメード靴専門の老舗「菊地の靴・注文靴」研修会に参加してきました。

 

場所は王寺駅の北口でてすぐの緑道を石神井川沿いにテクテク歩いていくと「菊地の靴」の看板がある建物に。

(写真は表通りから撮ったもの)

 

3月にスキーでご一緒させていただいた「ダイナス製靴株式会社」取締役の印南さん、「歩っとけあ」代表の嘉陽さんの取り計らいで参加が実現しました。

参加者はフットケアに携わるセラピストや看護師、カイロプラクター、技師装具士の計8名。

そもそも何で注文靴の研修会参加したのかといいますと、「フットケア」の仕事をしていますと毎日様々な「足👣」と対面します。

そしてフットケア受けられる方は様々な足のトラブルを抱えてらっしゃる方が非常に多いです。

 

外反母趾、巻爪、タコ、ウオノメ、脚長差がある方、リウマチの方等

 

サロンではタコ、ウオノメができる方にはパンプスの選び方や靴の履き方などをお伝えしていますが、それでも改善しない方、外反母趾で歩く度に痛みを伴い、辛い思いをされている方が多くいます。

そんな方に一つの解決策として自身の足に合わせた靴を作る(注文靴)ことは大きな改善に繋がると思います。そもそも「足部のトラブル」は先天性や病気のものでなければ、足に合っていない靴を履き続けるのが原因となることが多いのです。

原因が「靴」であれば、靴を見直せば足のトラブルとサヨナラできるかもしれません。

 

と、いうことで今日は「注文靴」の勉強です😊

午前中は工房見学。

 

地下の秘密工房に潜入すると。。

 

8畳位の空間に大型機械と職人さんが3名、見学当日は既成靴を作ってました。

 

この左奥にも二人の職人さんがいらっしゃいます。

 

 

靴表面部分の皮を靴型に合わせる機械を操作している職人さん。

靴底を特殊なペンチ(ワニ)で皮を釣込み靴の形に合わせる職人さん。

靴のかかと部を機械に装着して釘のようなもので固定する職人さん。

靴の内側の布と表側の皮を接着剤で張り付ける職人さん。

おしゃれ靴に布を張り合わせる職人さん。

なんと職人歴60年以上!でも超細かい作業をされてます。

靴の皮をミシンで縫い合わせる職人さん。

ミシンは足踏みです。

アンティークなミシン達は現役バリバリです。

以上で既成靴の大量生産する現場を見てきましたが、「大量生産」っていっても一日に60~70足位の生産量だそうです。

しかも機械を一部使用しているとはいえ、ほとんど「手作業」。

 

企業秘密などないであろう工房ですべて隠すところなく見せていただきました。

 

しかも作業中の職人さん達にも自由に質問したり、職人さん達も丁寧に答えてくださり、

皆さんの靴に対する自信と誇りが伝わります。

さあ、午後は足の計測。足の長さだけでなく、

足の周囲、かかとやくるぶしの高さ等細かく測定します。

慣れてない私達は計測におよそ30分以上の時間を要しました。

そして次は店舗である一階におりて、なんと最新の計測器「3Dスキャナー」に足を入れるだけで、足の立体的な計測が可能に。

その間わずか3分程!

 

これがあれば人による計測の誤差が防げますね。

計測したデータからコンピューターで木型を作るデータを作成するそうです。

 

お客様ご要望のヒールの高さを変えることも思いのまま。

 

3D計測器のデータから木型を機械で作成でることで大幅に作成時間が短縮されたそうです。

最後に取締役の印南淳氏曰く、

「オーダーシューズはお渡ししてから、販売者の苦労が始まります。

何度も何度もデリケートな調整が要求されます。

お客様が『これで良いです』と言われた時がオーダー靴の完成です。」

とのこと。

 

お客様の足、お客様の履き心地を重視した靴づくり。

とても大変なお仕事だと実感しました。

それでも一人一人のお客様の笑顔のために社員の方々が一つになって真摯に取り組んでる姿が

素晴らしかったです。

 

私もいつか世界に一つだけの私の靴を作ってほしいな~✨😊

 

 

最後に「菊地の靴 オーダーシューズ取扱店」の

プレートいただきました♪

 

注文靴ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。

 

 


フットケアサロン Suashi 👣素足