サロンブログ

血液検査の深読みのススメ

by in すあしの食卓革命 2021年10月21日

健康診断の際の血液検査表で気になる項目は何ですか?

コレステロール値?
中性脂肪?
γGTP ?

いずれにしても、基準値より高かったり、低かったりした場合しか注視しませんよね?

白血球数は見てますか?
身体の免疫機能や炎症に数値は左右されます。
時々私のところに「白血球数が急激に上がってしまったんですが!」と問い合わせがあったりします。

私はまず、基準値内の範囲であれば検査当時に風邪などひいてないのか確認します。
皆さんたいてい風邪をひいていたとおっしゃいます。
身体は白血球を増やして風邪ウィルスを退治するために総動員して戦っているということなのです。
血液検査を行うのは体調が良いときにしましょう。

総蛋白の数値は見ていますか?
基準値内だからと、見ていない方が殆どです。
今まで沢山の方の検査数値を拝見させていただきましたが、
多くの方がタンパク質不足でした。
糖質過多のお食事か、タンパク質を識されていてお肉を積極的に摂ったり、プロテインドリンクを飲まれている方も多いのですが、そもそも胃酸が少なかったら分解できず身体を作る材料に変換できません。

AST, ALT を肝機能だけの数値でとらえていませんか?
これらは主に肝臓や心臓、筋肉に多く存在する酵素です。
これらの酵素が多く血液中に漏れ出す=臓器の損傷があると見たりするので、数値が高いと臓器に異常がないか再検査となります。

では、AST, ALT が低い場合は?
そもそもこの酵素の原料はタンパク質です。
なので低い場合もタンパク質不足かな?
と推測したりするのです。

中性脂肪、高いだけが問題と思っていませんか?
実は分子栄養学の考えでは、中性脂肪の低すぎの方が問題が多いのです。
以前に検査数値を拝見させていただいた方で、血液の数値全般的に見て「食事を全く楽しんでない」ような数値の方もおられました。その方も中性脂肪が低かったです。

「中性脂肪が急に数値が上がってしまった!」と言ってご連絡をくださる方もいます。
私は食事後に検査をしていないか確認します。
たいていの方が食事後に検査をしたとおっしゃります。
中性脂肪は直後に食べた物によって大きく数値が左右されます。
血液検査は必ず空腹時で行うようにしましょう。

どうですか?血液検査の数値はA判定(基準値内)であれば、問題ないと判断して、中身をよく見る方は非常に少ないのです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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