サロンブログ

あなたは食べることがお好きですか？

あなた自身の身体が欲している物を食べていますか？

過去に、楽しい♪分子栄養学ミニセミナーで、「花粉症を治す！」というテーマでお話をさせていただきました。

その際に、小麦と乳製品についてお話しました。セミナーが終わった後に参加者のお1人が、「毎日のように小麦、乳製品摂っています。けど、身体はそんなに欲しくないって言っているんですよね」とお話されていました。

はい。正に身体は「乳製品、小麦摂りすぎだよ！」っていうサインを送っているのですね。

私は、

「脳が欲している食べ物と、身体が欲している食べ物が乖離している人が多い」

というお話をさせていただきました。

セミナーのアンケートにも、

「食事がコントロールできない（過食してしまう）」

「ヨーグルトを食べて花粉症が治った人がいる、と聞いて毎日ヨーグルトを食べている」

「どうしたら脳の声に惑わされず、身体が必要としているものを摂取できるのか」

など、コメントをいただきました。

実は私達は普段、何気なく選んで食べている食べ物、どのように選んでいるかによって日々の健康維持にとても大きな影響を及ぼします。
それは、将来的に大きな病気にもつながりかねません。

「脳が欲する食べ物」と　「身体が欲する食べ物」この違いが分かりますか？

「脳が欲する食べ物」例えば、こんな経験はないですか？

・テレビ番組で「○○は身体にいい」と聞いたから、毎日食べている。

・もうお腹いっぱいだけど、もったいないから全部食べてしまう。

・飲んだ後、付き合いで食べたくもないラーメンを食べたりする。

・チョコレートなど甘いものを習慣的に食べてしまう。

・焼きたてのパンの臭いをかぐと、ついパン屋に立ち寄ってしまう。

「食べたいものを食べる」と言うと聞こえはいいですが、実は結構自分都合で食べたくないものを「思考」で選んでしまっている場合が多かったりします。

「○○は身体にいい」と言われる食べ物も、本当に私の身体にもいいの？そんなに大量に食べても大丈夫？「身体にいい」と言われる食べ物も万人にいいわけではないですし、何事にも「適量」があります。

習慣的に甘いものを欲する場合、「甘い物中毒」になってしまっているのかもしれません。まさにそれが、「脳が欲する食べ物」なのです。

思考や脳で選んだ食べ物を食べ続けると、どうしても身体の中の栄養素の偏りが出てきてしまいます。

身体はもっと、ビタミンやミネラルが欲しい！と訴えます。身体は欠乏を感じるのです。そうすると私達の身体は「飢餓感」を覚え、もっと食べたくなります。

しかしながら、さらに脳で食べ物を選んでしまうと、さらに甘いものを摂取することに。。。

私達の身体は「違うよ！その食べ物じゃないよ！もっと野菜やお肉が食べたいんだ！」と訴え、こういった「身体の欲するもの」を食べない限り過食は止まりません。身体は不足した栄養素を満たさない限り満足しないです。

では、どうしたら「身体が欲する食べ物」を選ぶことができるのでしょうか。

それは普段からの「身体との対話」がとても大切になります。

体調が悪いのに無理して出社したことはありませんか？そんな時、身体は「休みたい」と悲鳴を上げているのかもしれません。私達は往々にして身体の声を無視して「思考」で行動してしまうことが多いのです。
「とても大事な会議」
「大切な顧客とのアポイントメント」
それは、あなたにとって重大なことかもしれませんが、あなたの身体にとってさほど重要でないことです。あなたの身体はあなたのホメオスタシス（生体機能維持）に全ての力を注いでいます。
それでもどうしても無理をしなくてはならない時はありますよね？その時にはあなたの身体にこんな風にお願いしましょう。

「ごめんね、休まなきゃならないの分かっているんだけど、今日だけもうちょっと頑張ってもいい？明日午前半休取って休むから」

あなたの身体は、黙って少しだけ無理をしてくれるかもしれません。

このように、常に「身体との対話」を忘れないで欲しいのです。身体の声はとても小さいのです。思考で頭が一杯ですと身体の声やSOSを聞き逃してしまいます。

食べ物を選ぶ時もこんな風に身体に問いかけてみてください。

「ボディ、今日は何が食べたい？」

その時に浮かんだ食べた物が、あなたの身体が本当に欲している食べ物なのです。

「ホディ、今日は何したい？」という問いかけでもいいですね。

きっとあなたの身体は、「外に出て思いっきり深呼吸したい！」「お友達と沢山おしゃべりしたい！」「エステに行きたい！」等

沢山の要求をあなたに嬉しそうに話してくれますよ！

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。