サロンブログ

入谷式インソール

by in フットケア 2019年8月15日

 


~こんにちは!歩き続けられる幸せ💛をお手伝いするSuashi です~

入谷式足底板(インソール)作ってきました。
自分ではなく私の父にです。

入谷式足底板とは、故 入谷誠氏考案のインソール療法() 足に合ったインソールではなく、歩行姿勢や動作から作り出すインソール(?この表現が正しいか不明。。)

とにかく、入谷誠氏の足底板は、有名スポーツ選手や著名人達が御用達だったようです。

入谷式足底板を作れるのは、理学療法士や柔道整復師などの国家資格を持っている人のみ。

身体のプロである理学療法士達が作るオーダーインソールにとても興味があり、実家の千葉に帰省の際に足トラブルのある私の父のインソールを作成してもらいました。


私と父が訪れたのは、理学療法士さんが経営する整体院「Phy’s フィーズ」。
千葉市中央区にあります。
整体院というより、広くてオシャレなスタジオという佇まいです。

私は先生に
「父の両足の小指の外側のタコやウオノメを改善させたい」

と一番の目的を伝えました。私自身フットケアの仕事をしていて、毎回父の小指のタコを削るのですが、またすぐに出来てしまうので、インソールで改善出来るか試したいとも。

まずは、先生に父の歩行姿勢を見ていただきます。

足にテーピングを貼って、また歩行姿勢を見て調整。
かかとに貼り、歩行
内くるぶしに貼り、歩行
足の甲に貼り、歩行
を繰り返します。

そして足裏に黒い厚手の2センチ×1センチ四方のシールの様な物を貼っていきます。
インソールの厚さを決めるようです。
0.5
センチ単位で調整。
足裏に貼って、また歩行姿勢を見ていきます。

テーピングの支えによってか、父の歩行もスムーズに元気に蹴り出して歩けるように変わってきました。


最終的に私の父の足に合ったインソールの原型が上の写真。

このテーピングやシールの厚さのデータからインソールを作るそうです。



待つ事
30分ほど。

一旦完成前のインソールを試着
歩行調整歩行を何度か繰り返して、完成。

完成したインソールは意外にシンプルです。


内側の土踏まず部分にしか高さ出してません。




出来上
がったインソールを装着して歩くと、猫背だった父の上半身の姿勢まで整ってきました。

所要時間およそ2時間ほどでインソールは完成。出来上がったインソールは当日持ち帰れます。

その後、オプションで先生の歩行調整の整体も受け、75歳の父の姿勢も激的に変化。

今まで「歳だから。」で諦めていた身体の様々な痛みが取れ、父もびっくり😲

先生も「昔、スポーツやってた方は、反応早いんですよ」と仰っていました。

「猫背」と一言で言っても、様々な原因があり、結果として「猫背」の姿勢が楽になってしまっているそうです。

合わない靴を履き続けて、歩行姿勢が悪くなり、肩が凝ったり、腰が傷んだりするのか?姿勢が前傾姿勢の為、前足部にタコができやすいのか?ニワトリが先か卵が先かの話の様ですが、身体の調子を整えるのも、靴やインソールで歩行を変えて姿勢を整えることも出来ると思いますし、姿勢を整えて歩行も変わり、足のトラブルが改善するケースもあると思います。

私はどちらのアプローチもアリだと思いますが、大事なのは「自分の身体を諦めない、不調を当たり前に(慢性化)しない」事だと思っています。

今回のインソール作成料と整体代は私から父へのプレゼントですが、私自身も理学療法士の先生から色々と学ばせて頂きました。
何よりも先生の相手が持っている痛みや不調、違和感等の感覚の引き出し方が素晴らしかったです❕

 


フットケアサロン Suashi 👣素足