栄養の知識なんかいらない！
昨年大ヒットした（らしい）、
日清食品の「完全メシ」
栄養バランスを考えるのがめんどくさい人に！
管理栄養士の9割が推奨！
33種類の栄養素とおいしさの完全バランス
中途半端に栄養の知識があると、こういったものを選択してしまうのだな・・・。
「タンパク質大事です！」
「ビタミン、ミネラル意識して摂りましょう！」
よく聞くフレーズです。
私もよく言ってます(笑)
でも、何から摂るの？が実は一番大事なんです。
私決して、こういったカップラーメンを食べるな、と言いたいわけではないんです。
でもホントに、「これで栄養バランスOKなんだ！」と思って日常的に食べる方がいるんです。
だって、専門家まで推奨しているのですもの・・・。
大手食品メーカーなので、成分表示にはウソ偽りはないはずです。
当然栄養バランスも完璧です。
じゃあ、何が問題なの？
上記の広告サイトから、商品の詳細から原材料までたどっていくと・・・。
上の表示の真ん中にオレンジ色の（／）スラッシュを入れました。
スラッシュより上が原材料（にんじんまで）、下が添加物です（カラメル色素から）
明らかに添加物の方が原材料より多いのが分かると思います。
この添加物と言うのは、製品の形状を保持したり、賞味期限を長くしたり、臭いを良くしたり、味を美味しくしたり、食感を良くしたり、見た目を美味しそうにしてくれたりします。
添加物＝悪者
とは、言いません。
決して、食べてすぐに健康を害するものではないです。
（アレルギーとかはあるかもしれませんが）
ただ、私たちの身体にとって、この添加物は必要がないものが多いのです。
「身体に必要がないもの」は、身体の中に入れたくない異物なのです。
体外に排出する必要があります。
例えば、
腸管から吸収したくないものは、腸管がブロックします。
尿から排泄したいものは、腎臓でろ過する必要があります。
肝臓では、毒素を解毒させる必要があります。
こんな風に添加物を多く食べると、身体の中の消化器官がとても忙しくなります。
その消化器官を働かせるのが「ミネラルやビタミン」なのです。
添加物の対応に「ミネラル や ビタミン」が消耗してしまうと、あっという間に身体はビタミン、ミネラル不足となります。
その結果、不調がでたり、病気になったりするのです。
添加物が直接病気を作るのではありません。（中には発がん性のものもありますが・・）
添加物摂取による、ビタミン、ミネラル不足で病気なると言われています。
なので、こういったものを食べる時は、
さらに、ビタミン、ミネラルを足すようにしてください。
では、「マルチビタミン、ミネラル」等のサプリを飲めばいいじゃん。
と、思われた方もいらっしゃると思います。
しかし、サプリメントには入っていない微量ミネラル
セレン
マンガン
コバルト
モリブデン
クロム
等
までサプリメントで補充できない場合が多いのです。
実際の食材から摂れる多様な栄養素は本当に優秀なので、サプリメントではカバーしきれません。
ちなみに私の両親（今年78歳の父、74歳の母）ですが、今までに一度も大きな病気をしたことがありません。
両親が風邪で寝込んだりなんかも記憶にないくらいです。
母が毎日ご飯を手作りしています。
母は栄養の事なんて一切知りません。添加物も普通に食べています。
けど、元気です。
家庭で手作りのご飯を作って食べる。特に和食。これだけで栄養は満たされます。
高齢者なのでタンパク質はもう少し意識した方がいいかも？とも思いますが（特に父は）
2人ともいたって健康です。
家庭で手作りご飯を作っている方には、「すあしの食卓革命」は必要ないかもしれません。
「すあしの食卓革命」
ご存知の方も多いとおもいますが、
・サツマイモとお米だけで作る乳酸菌飲料「ミキ」
・塩だけで野菜を蒸し煮した調理法「重ね煮」
・骨を煮出したスープ「ボーンブロススープ」
この三つを柱にした、添加物なしの食べ物、調理法です。
特に
「忙しくて、自炊なんかできない！」
「料理苦手！」と言う方にも、
「簡単！」
「美味しい！！」と言っていただけて大変好評です。
市販の調味料の使用頻度も減ってきますので、おのずと添加物摂取量も減ってきます。
オンラインのワークショップでは、お料理を作りながら「分子栄養学」をベースとした身体の知識や栄養のことが学べます。
知識はモチベーションにも繋がります。
「私達の身体は、食べた物で出来ている」
毎日コツコツと料理を続けて作る事。
これがどんなに家族や自分の健康や幸せに繋がるのか、是非体現してくださいね。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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