病気になってやっと分かる病気の人の気持ちとカラダ by おかもと ひさこ in すあしの食卓革命 2023年1月15日 昨年7月に夫婦で新型コロナウィルスに感染して、暫く自宅療養していた時のお話です。 いざという時に分かるオンラインのありがたみ(泣) zoom の朝活の仲間のサポート♡ Amazon フレッシュ等での食材と日用品の宅配♡ 思ったよりストレスなく過ごせた10日間でした。 仕事もオンラインなら一時間だけで済むので身体にもあまり負担がなく療養中でも続けることが出来ました。 そして何よりも何年も風邪もひかなかった私ですが、今回の感染によりとても大きな収穫が得られたことです。 「病気の人の気持ちは、自分が病気になってみてやっと分かる」 普段栄養とか、健康とか、こんな風に発信していますので、色んな方の身体の不調などのお話を伺います。 今回のウィルスの後遺症で長く患っている方もいらっしゃいますね。 私は「すあしの食卓革命」というコンテンツで、多くの人に「分子栄養学」を知っていただくためにお料理のワークショップを開いています。 ここでも何度も配信しているのでご存知の方も多いと思いますが、 ・乳酸菌飲料のミキ(お米とサツマイモだけで発酵させます)・重ね煮 (低温で塩だけで蒸し煮した調理法)・ボーンブロススープ(鶏ガラ、豚骨など骨を煮出したスープ) 実はこの3点セットを昨年から身近でコロナ感染して自宅療養、もしくはホテル療養している友人たちに送っていました。 友人たちにはとても喜ばれたのですが、 実際に自分がコロナに感染してみると、内臓が非常に疲弊してしまって、何かを食べる行為がまったくできなかったのです。 「飲む点滴」と言われるボーンブロススープですが、実際には栄養価が高く、もともと胃腸が弱い方にはとても適したスープだと思います。しかし、いざ自分が病気になってみると、全然飲むことが出来ません。 恐らくですが、スープのアミノ酸を摂取すると身体の中で栄養やエネルギーに変える代わりに副産物としてアンモニアが発生してしまいます。これを肝臓や腎臓などの機能で身体の外に排泄しなくてはならないのですが、恐らく病気の身体にとって負担なんだと思います。なので、栄養補給として重宝したのは実際には「ミキ」だったんです。 ミキの原料はお米とサツマイモだけなので、糖質(でんぷん質)となります。この糖質って、「糖質制限」などとダイエットでよく聞かれたことがあると思いますが、栄養素として嫌う方もいらっしゃいますが、実は「糖質」は身体にとってクリーンエネルギーなのです。糖質を摂ってエネルギーに変えると、水と二酸化炭素になるので身体には負担がありません。 タンパク質摂取のように、エネルギーの燃えカスである窒素をアンモニアに変えて排出する必要がないのです。 こういうことは知識として知ってはいましたが、実際に自分の身体の事としては理解していなかったのです。しかし、いざ自分が病気になってみると、タンパク質の摂取を身体が拒み、相当に肝臓、腎臓に負担が来ているのだと身体で理解し、また食べられたのがミキと季節のフレッシュなフルーツ(ゴールドキウイ、プラム、かんきつ類等)だったのです。カラダはビタミンCと様々なミネラル、糖質を欲していたのだと気が付きました。 それと共に、以前に病気の友人たちに送り付けた「ボーンブロススープ」は少し元気になってから飲むものだったなぁと、非常に反省しました。 でもこの気づきも自ら感染しなければ、分からなかったのです。 先日「発熱が出た」という友人から「何かスープを送ってほしい」という依頼が来ました。 私は、ミキと野菜だけのスープに少し豆乳を入れたシチューベースのものと、季節のフレッシュなフルーツを沢山友人宅に送りました。 私が病気の時に食べられたもの、食べたいと思ったものだけを詰め込んで。 翌日友人からお礼のラインが、やはりミキとフルーツは食欲なくてもすぐに口に出来たようです。 幸いなことに友人は新型コロナウィルス感染ではなく、ただの風邪だったようです。 コロナに感染されると保健所から沢山のレトルト食品が届くようですが、レトルト食品は添加物が沢山入っていますので、これをまた身体の中で解毒するのに非常に負担がかかります。レトルト食品は少し元気になってから召し上がった方が良いかと思います。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。無料メルマガ毎週土日に配信しています。こちらも是非ご登録お願いいたします!講座に関するお問い合わせはこちらから↓ ↓ ↓お問い合わせおかもと ひさこ 公式メルマガ読者登録フォームお名前(姓名) メールアドレスpowered by ReserveStock ナチュラルケアサロン あなたのすあ 関連記事: タコとウオノメの違い~そのメカニズム編~ All about CBD by 臨床分子栄養医学研究会 腸脳相関と炎症② EDとテストステロン(男性ホルモン) 腸脳相関と炎症~番外編~ 2023年1月15日