サロンブログ

健康常識にとらわれるな!

by in すあしの食卓革命 2022年10月15日

本日は私が学んでいる「分子栄養学」、この分子栄養学を自らの理論で実践して95歳の亡くなる歳までスキーを楽しまれていたという物理学者の三石巌先生の著書「医学常識はウソだらけ」を参考にしてお届けします。

私たちの今までの「健康常識」が覆される内容も書かれており、「トンデモエセ化学」と評されることも多い三石先生ですが、エセなのかどうなのか、まずは本を読んでみて、それを実践していくことで、自らの身体で証明していくのがまずは正しい方法なのだと思います。

世の中の健康常識が、ご自分の身体にとっても常識とは限りませんよ。

あなたにとって“真”の健康法が見つかるかもしれません。

1.重度の糖尿病でも生涯現役

三石先生のすごい所は、重度の糖尿病であったことです。

60歳の時に、病院で検査をした時に白内障と診断され、数年後には失明するとまで医者に言われ、治療もしようとしない姿勢に不信感を抱き、「自分で治してやろう」と一念発起されます。

そこで三石先生が着目されたのが「栄養」です。

それ以来医者にはかからずに持病の糖尿病であり続けるも、白内障は進行せず95歳まで現役。

糖尿病で怖いのは合併症です。腎臓の機能の低下による腎症や網膜症にもならず、少しも糖尿病で苦しむことはなかったそうです。

三石先生は自らの仮説に基づいて、大量のビタミンCを注射で自ら投与、現在であれば、「ビタミンC点滴療法」を30年以上前から行っていたということですね。

 結果、亡くなるまで糖尿病の合併症に苦しめられることはなかったそうです。

2.活性酸素とスカベンジャー(掃除屋)

三石先生は糖尿病の血糖値を下げるという現代医学の安易な発想を否定し、

「糖尿病の合併症を防ぐ」という発想で実践されてきました。

そもそも糖尿病の血液中の糖の量が多いというだけでは、身体は痛くもかゆくもありません。

血液中の糖の中に「変形した糖=悪いぶどう糖」が増えた場合が厄介なのです。

その悪いぶどう糖は血液中のタンパク質とくっつこうという性質があり、糖と結合したタンパク質は本来の働きが出来なくなります。

その機能の一つとして「活性酸素」を除去する働きです。

「活性酸素」は老化や病気の原因ともいわれているものです。

「活性酸素」は私達の身体を構成する細胞の中にあるミトコンドリアがエネルギーを作るときにどうしても副産物として発生してしまいます。

私達の身体にはもともと「SOD(活性酸素除去酵素)」というタンパク質が備わっているので、活性酸素が発生しても問題ないのですが、

血液中の糖の量が増える事によって、「悪いぶどう糖」が増え、SOD の働きが抑えられてしまい、活性酸素が身体の中に増えてしまいます。

結果、糖尿病にとって恐ろしい合併症(網膜症、腎症、神経障害等)が発症してしまうのです。

合併症は「スカベンジャー」で避けられる

「スカベンジャー」とは掃除屋と言う意味です。

活性酸素を除去してくれるSOD は、私たちの身の回りの食品にも沢山含まれています。

主に、ビタミンC、ビタミンE、カロチノイド、ポリフェノール

参考までに、下記がスカベンジャーとなる食品です。

ビタミンC:

レモン、イチゴ、みかん、柿、パセリ、トマト、ブロッコリー、ピーマン、サツマイモ、番茶

 

ビタミンE:

アーモンド、小麦麦芽、大豆、落花生、ウナギ、しじみ、カツオ、アユ

 

カロチノイド:

緑黄色野菜、柑橘類、抹茶、赤身の魚、海藻、卵黄、魚卵

 

ポリフェノール:

ゴマ、緑茶、赤ワイン、コーヒー、生姜、香辛料

 

結構日常に食べられている物が多いですね。

血糖値が気になる方は、上記のような食品を積極的に摂取するといいかもしれませんね。     血糖値が下がるわけではないですが、合併症を防げるかもしれません。

 

3.三石論「三種の神器」

さて、最後にですが、三石理論「三種の神器」についてのお話です。

三石先生は、かねてより「健康自主管理」という言葉を提唱されてきました。

自分の身体は、医者や病院任せではいけません。

「自ら健康を作っていく」と言う意味です。

病気を予防するとか、健康維持というよりも、もう少し積極的に健康を作るという意味も含まれています。

三石先生が考案された病気予防の「三種の神器」

1.高タンパク

私たちの身体は正に髪の毛から足のつま先までタンパク質で出来ています。日々私達の身体の中で新しいタンパク質を合成し、新陳代謝しているのです。食べ物から摂取するタンパク質が少ないと、身体を構成するタンパク質の材料が足りなくなってしまいます。

2.スカベンジャー

身体の中で発生した「活性酸素」を除去する働きの栄養素です。

3.メガビタミン

サプリメントなどで大量に栄養素を摂取することを意味します。

これはあくまでも「個体差(個人差)」が大きいので、栄養療法や栄養外来などのクリニックで血液検査などをして適正な量のサプリメントの支持をもらった方が賢明です。

 

皆さんも、「健康自主管理」、積極的にご自身の健康を作っていきませんか?

分子栄養学を一緒に学んでいきましょう。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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