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オーソモレキュラーが面白い!と思った理由

by in すあしの食卓革命 2019年4月3日

 

こんにちは!オーソモレキュラー認定ONEの Suashi 岡本です😊


ここでは「オーソモレキュラー栄養学」的な物の見方で、自身が学んだ栄養学に関する知識の整理の為にブログをアップしています。私の物の見方も入ります。決して「~は身体に悪い」とか「~を摂取した方が良い」とか制限や決めつけはなく、あくまでも人の身体の構造や体内での化学反応に注目した内容となっています。


ブログを読んでくださった方が、もっとご自身の身体に興味を持ち、何を食べるか、どう食べるか考えるきっかけになれれば嬉しいです😊

 

 

オーソモレキュラーって、何?と思われた方は下記過去のブログをご参照ください。

 

そして何故、オーソモレキュラー?世の中には他に沢山栄養療法や食事療法がありますが、私が「ああ、そうか納得。」と腑に落ち、分子構造のわけのわからない絵?や今まで気にしたこともない血液検査項目(AST,ALT,BUN)等々…。本当に難しすぎて心が折れそうに何度もなりましたが、根本的な人間の細胞の話から始まると非常~に納得。これは知っておかなければと思ったわけです。

テキストの最初の方のページに

「人類の進化と食べ物について」と題して

猿人>原人>旧人>新人 と進化した絵が描かれていました。内容はこんな感じです。

 

数百万年前まで人類は狩猟採集で食物を摂取してきました。そして人類の歴史から見るとわずか約一万年前(新石器時代)に農耕が始まり、私達人類の生活は大きく変わりました。

狩猟採集の高タンパク食から穀物主体の高糖質へと変化したのです。

狩猟採集の人類は油(脂質)をエネルギーに変えて生活をしていました。その間数百万年間。

一方、現在の穀物主体の高糖質の食生活はわずか九千年間しか経っていません。

私達人類の細胞はまだ穀物主体の食生活に適応していないのです。

 

1940年代以降穀物が精製され始め、80年代に加工品に利用しやすくするために更に精製が進みます。このあたりから生活習慣病(肥満、2型糖尿病等)が増え始めたと言われています。

 

それゆえ、オーソモレキュラーでは低糖質、高タンパク、高脂質食を推奨しています。

 

私は数年前にベストセラーになった本「サピエンス全史」を思い出しました。

そこにはこのようなことが書かれてました。

「農業革命は人々に繁栄をもたらしたのではなく、穀物の栽培や家畜の飼育によって人々は多くの労力や時間を費やすことになり、逆に人々(ホモサピエンス)が家畜化された。」

 

私達の生活を狩猟採集に戻すのは難しいですが、便利で手軽な食事の反面、多くの人が長時間労働を余儀なくされる社会の構図って農業革命以降変わってないって思うのは私だけでしょうか。

食事の質と生活の質が大きく関わっているのだと感じます。

 

さらに過去に遡って、40億年前のミトコンドリアの話はまた今度書きたいです。

 


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